稚内港北防波堤ドーム(旧稚内港屋蓋式防波堤)

稚内港北防波堤ドーム
所在地:北海道稚内市開運町
竣 工:1936年(昭和11年)
設 計:土谷実(北海道庁技師)
施 工:間組
構 造:鉄筋コンクリート造
土木学会選奨土木遺産:2003年(平成15年)認定


2010年8月8日撮影

沿革・概要

北防波堤は、1920(大正9)年樺太航路の発着場として着工され、ドームもその一環として建設されました。北側からの激浪を防ぐシェルターの役割です。70本の柱が立ち並ぶ全長427mの放射線形ヴォールト(アーチ状の曲面天井)が生み出す空間は、古代ローマ建築にも通ずる偉容を誇ります。そこではトスカナ式オーダー(古代ローマの神殿建築に用いられた様式の一つ)に似た列柱とリブ(ヴォールト補強のための肋骨状部材)が、幾何学的な簡素さを強調し、迫力を増しています。

(港湾)旧樺太時代、1923(大正12)年鉄道省は稚内・樺太間に稚泊航路を開設した。埠頭は国鉄宗谷線最終の南稚内駅から1.5kmあり、防波堤高さも5mで、冬の越波は危険となり、世界初のドーム型防波堤が、土谷実により設計、1931(昭和6)年に竣工、駅も延長された。埠頭は船舶3,600トン1隻、2,000トン2隻が接岸した。ドームは全長427m、高さ14mあり、列柱72本で支える半アーチ式の構造形式です。1980(昭和55)年に線路撤去後修復、諸会場に転用、北海道遺産認定。

樺太へと渡る人々で賑った頃のシンボルでもあり、古代ローマ建築物を思わせる太い円柱となだらかな曲線を描いた回廊は、世界でも類のない建築物として内外の注目をあびています。

稚内港北防波堤ドーム

住所:北海道稚内市開運町
最寄り駅:JR宗谷本線稚内駅 徒歩5分

稚内フォト

旧駅舎にかかる駅表示。懐かしい!!

日本最北端の駅。かつては(遥か昔ですが)稚内港北防波堤ドームに駅があったので、そちらが最北端の駅でした。

枕崎より3,126㎞。

野良鹿、コンビニの駐車場でたむろしています。

日本最北端の地、宗谷岬

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